Tamago Studio Japan

絵本作家/イラストレーター。英語/日本語コーチ。化学物質過敏症のため自分のペースで作品作りをしています。家庭菜園、自然散策、ものづくりが好き。健康、食、教育、文学、詩、語学、家族の日常などの様々なことについて綴りながら、丁寧に生きることを心がけています。

ラジオを始めた理由

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たまごです。

こんばんは!

いつもお忙しいところご購読いただきありがとうございます。

 

朝顔と私の種*

最近、朝顔の小さな蔓の赤ちゃんが、グググーっと手を伸ばして支柱を掴み始めました。

 

この朝顔は、4月に姪っ子がくれた手紙に同封されていたものでした。

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5月に種を植えたときには

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まだ小さくて丸い殻に閉じこもったままだった朝顔

 

姪が手紙を書こうと思ってくれた時から、私が種を植えて、その芽が出て、蔓が伸びるまで、かなり時間がかかったと思います。

 

そのことを思ったとき

「時間がかかっても、作家という種を撒いた以上、私も成長し続けたいな」と思いました。

 

ところで、私の拙いラジオを聴いていただき、ご感想までいただき、大変嬉しく思います。

 

今日は、なぜ私がラジオを始めたのか、お伝えいたします。

 

*今と未来と向き合うラジオ*

私がラジオを始めた大きな理由は

私が作る物語を、伝えたい物語を、出版するよりももっと早く、手軽に届けられるからです。

 

ラジオの場合、私が収録したいときに収録したお話を、聴き手が聴きたいときに何度でも聴けます。

 

7、8分のラジオを一本投稿するためにまる1日かけても、ラジオをご視聴いただくだけでは (特定の条件を満たして収益化できるようにするまでは)、私に一銭も入らないですが、良いんです。

 

*作家と作品とお客様*

作家というものは、ほかの職業と同じように、厳しい評価がつきものだと思っています。

 

「どんなに良い作品を生み出したとしても、誰の目にも触れなければいつのまにか忘れ去られてしまう」

 

と言う以前

 

作家によっては、意欲がわかずに「作品自体作らなくなってしまう」気がします。(私の個人的な意見です)

 

はてなブログでスターを1つしかもらえない、または1つももらえない、なんていうのはまだ良い方だと思います。

(少なくとも読んでもらえるのなら…)

 

 

以前、シェフになりたかった友人がこう言っていました。

「料理人には鬱が多いんだってさ。

どんなに美しい盛り付けをしても、どんなに新鮮な食材を使っても、どんなに時間をかけて作ったとしても、どんなに評判が良い五つ星レストランでも、「そのお客様が求めるものは、いつも違うからね。」

 

誰の目にも触れない作品や

誰の口にも入らない料理より

 

いまはまず

 

誰かの目に触れる作品、

誰かの口に入る料理を目指そう!

 

と思います。

 

そのためには良い作品であるか面白くない作品であるかは別として、知ってもらい、目に触れて手に取ってもらうために、私の履歴書」にとって代わる「私の作品リスト」が必要、つまり数をこなすことが必要だと感じています。

 

*出版と購読との間に*

お話を作るのは私の趣味のようなものなので、見るものや聴くもの全てがアイデアとなって、毎日何十と絵本にしたい物語が頭に浮かんでくるのですが

 

そのアイデアの言葉一つひとつを調べ

言い回しが合っているか考え

差別用語などないか読み手を意識して

言葉を全て文字に起こし

 

情景を思い浮かべて、

挿絵を描いては消してを繰り返し

 

全体のバランスを考えながら

ページ数はどれくらいになるか

(飽きてしまわないボリュームか)確認し

 

ぽちぽちっとパソコンで出版…

 

となると

 

物語を想像するだけでなく、

事務的な作業や販売までの分析など

様々な工程を踏む必要があります。

 

前回の「10ぴきのりすとふわふわほっとけーき」のようにYouTube動画にして読み聞かせをするには、何時間、いえ、何日もの編集作業が必要になります。

 

出版から購読していただくまでの間に、時差があるので、その間に何も作品がなく、活動休止をしているように思われるよりも、毎日、私の声でお話するラジオを聴きながら、私の出版する作品を楽しみにお待ちいただけたら…と思います。

 

*身体と向き合い続ける*

ラジオを始めた別の理由は、

私の体調の問題。

 

私はもともと、仕事=会社勤めという考えでしたので、電車に揺られて通勤する生活を送っていました。

 

その後、化学物質過敏症の症状が悪化し、電車通勤だけでなく日常生活もままならなくなってしまったので(症状がひどいときには誰かの介助がなければならなくなったので)、泣く泣く、起業、自営という道を選ぶことになりました。

 

でも今振り返ると、過敏症になったおかげで「作家という未知の世界」に足を踏み入れたことは、私の人生の転機になった気がします。

 

この1年を通して

自分の知らなかった自分を知りました。

自分の長所と短所と向き合う機会が沢山できました。

自分の思いや作品を受け止めてくれる人がいることを知りました。

 

今は

「本が売れても売れなくても、他者と比べずに、まずは昨日の自分と戦い、昨日の自分よりも成長し続けて、持てる時間や能力の全てを使って、様々な機会を通して、「私が生きた証」を未来に残したい!そんな夢を抱き始めました。

 

*目と耳と*

ポコチャ Pococha、

(ライブ配信でリスナーからお題をもらう即興お話作り)

Twitter&Instagram

(「たまご」「りいたん」それぞれ2アカウントずつ、計4アカウント)

YouTube

(活動休止中ですが7チャンネル)

はてなブログとnote、

(最近は主に雑記)

 

そしてstand.fmを始めた私は

1日24時間だということを忘れかけている今日この頃。

 

SNSの運用の他に、朝6:30から姪っ子とFaceTime勉強会をしたり、絵本作家とは別に講師としての仕事をしたりしていると、オンラインで1日中画面を見続けるため、ここ数週間ずっと目の奥が刺されるように痛く、ブログやnoteなどの長文を書いたり読んだりメールをしたりする時間を、目を休める時間に当てようかと思い始めました。(歩いている時間さえ、目をつぶっていたいと思うのです😅)

 

これが(目が痛くても、目を閉じたままお話を収録できて、皆さんと繋がっていられるので)、私がラジオを始めた別の理由でもあります。

 

*最後に*

皆さんの記事をなかなか拝読できず申し訳ございません。

 

私が書く記事を読むための、皆さんの貴重な時間のことを思うと、更新して良いものか…?と思う日もあります。

 

昨日一昨日のような中身のない雑記投稿になってしまうと申し訳ないので、今後は、「読み応えある記事だった!」と思っていただけるようにある程度まとめたものを気まぐれに投稿させていただきます🙇🏻‍♀️

 

あ、今日も即興でお話をラジオ収録しました。

第5回は「1まいのぎんかととくべつなウソ」です。

お話5*「1まいのぎんかととくべつなウソ」作・りいたん - りいたんのおはなし | stand.fm

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

良い夜をお過ごしください。

たまご

 

#絵本作家

#絵本

#即興お話

 

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