「ありがとう」と「ごめんなさい」| Say Thank you and Sorry
「ありがとう」
と
「ごめんなさい」
これはおそらく
誰もが
物心がつく頃に学ぶ、
最初のフレーズの一つだと思います。
とてもシンプルでありながら
時として
とても深く、
言葉に重みがあるように感じます。
ところで先日、
姪とこんなやり取りをしました。
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姪
「まだ遊んでいたから
(お人形を)
そこに置いておいたのに。
勝手に動かされて
嫌だった。」
私
「(掃除しながら)
そうだったんだね。
気づかなかったよ。
勝手に動かしてごめんね。
戻しておくよ。」
それから別の日には
私
「遊んだ後は使ったものを
元に戻してと
何回も言っているよ。」
姪
「ごめんなさい。いまやる。」
そして
母とはこんなやり取りをしました。
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私
「いつも
励ましてくれてありがとう。
私の活動を応援してくれて、
アドバイスをくれて感謝してるよ。」
母
「こちらこそ。
コロナの影響で色々大変だけど
気にかけてくれてありがとう。
近況を話してくれるだけで
安心するわ。声が聞けて嬉しいよ。」
今回はかなり
無難なやり取りを例に挙げましたが
皆さんも
親しい友人、
顔馴染みの人、
上司や同僚、
取引先の人、
両親や祖父母、
伴侶や子どもたちと
密接に関わり合う中で
趣味や家族構成が違う中で
食べ物の食べ方や
生活習慣の些細な違いの中で
価値観、
教育観、
宗教観、
政治観が違う中で
「ありがとう」と「ごめんなさい」を
どれほど頻繁に耳にするでしょうか。
コロナ離婚や
コロナ絶交などの言葉ができるほど
人間関係にも
様々な影響があるようですが
今日は特に
関係修復のために必須の言葉、
「ごめんなさい」に
注目した例をあげていこうと思います。
みなさんは
ごめんなさいを聞けなくて
傷ついた。
裏切られた。
謝って欲しい。
関わりたくない。
二度と許せない。
顔も見たくない。
理解が出来ない。
と思ったことがありますか。
または
ごめんなさいを聞けて
許せた。
嬉しかった。
仲直りできた。
もう一度やり直した。
また信頼しようと努力している。
という経験がありますか。
逆に
ごめんなさいが言えなくて
もどかしい。
後悔している。
信頼を失った。
気まずくなった。
落ち込んでいる。
関係が悪くなった。
大切な人とお別れした。
という経験がありますか。
または
ごめんなさいを言えて
良かった。
許してもらえた。
仲直りができた。
心の荷が軽くなった。
関係が前より良くなった。
という経験がありますか。
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「ありがとう」は
長くなるので省略します。
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私は
社会人になって
「ありがとう」と「ごめんなさい」が
大切だと分かっていながら
すぐに言えない
素直に言えない
そんなことを
たくさん経験しました。
そして、いまも
その些細なことから
分かり合えなかったり
もどかしさを感じたり
気まずい思いをしたり
しながら
何が最善の方法か
学んでいる最中です。
あの時、
もっとこうしていれば。
そんなことを振り返ることがあります。
でも、
そんなことを振り返るいまだからこそ
後悔しないように
前を向いて
心に引っかかることがあったら
気になる人がいたら
きれいごとでは済まない
複雑な現実があっても
引き延ばさずに
「ありがとう」と「ごめんなさい」
時には
「忘れるよ」と「許すよ」を
言いたい、
愛と謙遜さそして赦しを持って
周囲の人と
向き合っていきたい、
そう思う今日この頃です。
コロナの影響で
経済的、社会的、身体的に
様々なチャレンジがあるかと思いますが
皆さんの日常に
今日のフレーズが
こだまのように心に響きますように。
ここまでお読みいただきありがとうございます！
たまご
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