2-2. 物質的備え ー吾唯知足ー
いつもお読みいただきありがとうございます。
たまごです。
12月に入り、何かと慌ただしい時期かと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私はここ最近、クリスマスカードを作っていました。(手作りと言っても例年よりあまり手の込んだことは出来ず、シンプルなものですが…)
そして
この、プレゼント/贈り物を積み重ねたデザインのクリスマスカードを作りながら改めて物質的備えについて考えていました。
今日は
「そなえ SONAE.2」
2-2. 物質的備え ー吾唯知足ー
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物質的備えというと堅苦しいので
贈り物、頂き物などに言葉を置き換えて
日常生活で
何が本当に必要なのか
考えてみました。
そうすると最初に思い浮かんだのは
吾唯知足(ワレ、タダ、タルヲシル)
でした。
これは、世界遺産にも登録されている京都の龍安寺にある言葉です。
もっと詳しく言えば、「水戸黄門」としても知られる徳川光圀公から送られた、知足の蹲踞(つくばい)に彫られているものです。
龍安寺の詳細についてはこちら↓
さて、私は
この「知」や「足」の漢字を書くたびに
「足るを知るとはどういうことか」
自問自答し、深く考えます。
人それぞれ
自分自身にとっての
『足りている』『満足している』
度合いは異なると思います。
私が個人的に思う「知足」とは
目標や目的に到達出来なくても
「まあいいや、こんなもんでしょう。」
と諦めるための満足とは異なり
「身の程を知る」
「あるものに満足する謙虚さを持つ」
ということかなと思いました。
そして
「知足」の「知」というのは
頭で理解する知識としての「知」と、
心で理解する心がけとしての「知」の
両方があるのかなと思いました。
知足の逆を言えば、
日常に追われていると、謙虚さよりも、無意識のうちに自然と欲が出てしまうもの。
その一つが物欲かなと思いました。
このクリスマスや年末年始の時期
贈り物を贈ったりいただいたりする時期
改めて
何が必要なものか考え、吟味し
在るものに感謝するという心がけを持って過ごしたいと思う今日この頃です。
ここまでお読みいただきありがとうございました😊
今日も素敵な一日をお過ごしください。
たまご