1-4. 身体的備え ー食=自分の身体という概念ー 後編
前回の記事↓で
「私の食育への取り組みについてご紹介したいと思います。」と言いましたが
取り組みと言っても
たいしたことはしていません😅
出来ることを
出来るときに
出来るだけ。
それが
私の取り組みです笑。
---------------------------------------
今回は「そなえ SONAE.1」
4.食=自分の身体という概念 [後編]
私が普段心がけていることを
おおまかに言うと、
- 自分で食事を作る
- 食べ物の産地を調べる
- 誰かと一緒に食事をする
- 食品表示や価格を確認する
- なるべく廃棄物を出さない
- 野菜を自分の家で育ててみる
- 生産/製造者の方々に感謝する
---------------------------------------
1. 自分で食事を作る
皆さんは料理が好きですか。
私は、時間に余裕があるときは、出来るだけ料理をするようにしています。
料理をすることは私にとって
趣味であり、気分転換であり、
計画を立てて何かをやり遂げるという
達成感を味わえるプロセスであり、
無心になれる時間です😊
そして何より
自分で調理することで
食材の色や形と新鮮さ
食材の美味しい焼き加減
最適な食材の保存期間
調理法と栄養バランス
などなど
食についてよく知ることが出来ます。
最近作ったのはヤーコンのきんぴら。
ヤーコンには馴染みがなく
生で食べられると知らなかったので
新たな発見をする機会となりました。
食=自分の身体
身体に入る食材を知る=いのちと向き合う
これをいつも心がけています😊
2. 食べ物の産地を調べる
最近ではふるさと納税などで、産地を意識している方も多いかと思います。
私は道産子なので、無意識のうちに、いえ、時に意識的に、自分の地元の食材を購入することが多いかもしれません😆
3. 誰かと一緒に食事をする
皆さんはご家族と同居されている場合、どれくらい頻繁に一緒に食事をされていますか。一緒に食事をされる際、会話をされていますか。
忙しい生活をしていると
食事を抜いたり
誰とも会話をする暇がなく
仕事や家事に戻る…
ということもあるかもしれません。
数年前の私は、御手洗に行く以外はずっとデスクにかじりついて、食事をゆっくり噛む時間もなく5分ほどで済ますような生活をしていたのですが、いまはだいぶ生活スタイルを変えて、状況が許す限り家族と一緒に食事をし、時間にゆとりを持って「丁寧に生きる」ことを心がけています。
4. 食品表示や価格を確認する
私は食材を買うときに
食品表示を必ず確認します。
表示の曖昧なものや、そもそも表示のないもの(お店のショーケースに飾られた、手作りのものなど)については、店員さんにどのような材料が使われているか聞くか、不明な場合は極力買わないようにしています。
食品添加物(着色料、調味料など)には天然のものもあり、一概には言えないですが、きちんと詳細が表示されていないものは、たいてい「表示出来ない怪しいものが入っている」と思っています。
食品表示についてはこちらをご参照下さい↓
私は化学物質過敏症のため、
表示がなくても
食べたらすぐに体が反応するので何か体が受け付けないものが入っているとよく分かります笑。
以前、高級ホテルのレストランで、海鮮ものの食事をした時、食べた直後に腹痛を感じ、数時間ひたすら嘔吐してしまったことがありました。
作ってくださった方と一緒に食事をした方に申し訳ありませんでした…
放射能汚染された食材や
残留農薬の割合が高い食材は
私の体が受け付けないということが
改めて判明したのです😞
大好きだったお寿司やほぼ全ての海産物は、食べられなくなりました。(道産子として残念でなりません…)
有機野菜/オーガニックの商品は一般のものと比較して価格が高めですが、農家/生産者の方々を応援したいので、買える時は出来るだけ有機野菜、無農薬、減農薬、オーガニックのものを選ぶようにしています。
ただし、同じ商品でも買う店舗や販売している企業によって価格設定は様々なので、元値以上に高い価格を上乗せしているところでは買いません。
5. なるべく廃棄物を出さない
私が購入するほとんどの野菜は有機野菜なので、基本的に皮は剥きません。綺麗に洗ってそのまま丸ごと食べます。
皮を剥かないだけで生ゴミの量がかなり減ります。卵の殻など、食べられないものは土に埋めて堆肥にしています。
とうもろこしや玉ねぎの皮は捨てる前に乾燥させてお茶にします。
有機野菜だから安心して皮も最後まで使い切ることが出来ます。南瓜の種はそのまま捨てずに、洗って調理します。
6. 野菜を自分の家で育ててみる
先ほどの有機野菜の続きでもありますが、水菜や長ネギの根の部分、大根や蕪の葉などは、すぐには捨てずに水や土に入れて、しばらく育てます。
室内で育てているので大量に栽培は出来ないですが、ちょっと料理に緑のものが欲しいときに役立っています。
ピーマンやトマトなど種のあるものは、種を天日干しにし、撒ける分の種は季節毎に撒いて、残りは保管しておきます。
毎日少しずつ成長する野菜たちの姿を見ていると、食物をいただくありがたみを改めて感じることが出来ます。
7. 生産/製造者の方々に感謝する
自分で野菜を育ててみて、改めて
何かを育てるのは時間も労力もかかって
とても大変なことだということが分かりました。
いまは世界中で
食品廃棄物が問題になっていますが
生産者の方々や食べる物に困っている方々を思うといつも心苦しくなります。
食卓でいただくお米一粒を
残飯として
一瞬のうちに捨てることは出来ても
いざ同じものを作るとなったら
収穫は何ヶ月も先…
そう思いながら
いつもありがたく感謝を込めて
食事をいただきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました😊
たまご