ありのままの美しさ
先日、夜通し降り積もった雪。
何気なく通り過ぎることも出来たはず。
けれど
思わず立ち止まってしまうほど
美しい曲線を描きながら輝いていた。
誰も足を踏み入れていない
雪だけの世界にはきっと、
結晶たちにしか分からない
波乱万丈のドラマがある…
でも、
そのドラマを知らない私にとって
結晶たちが積み重なった姿は
ありのままで美しいと思える風景。
数年ぶりに見る雪は
経験という人生の結晶を振り返るよう
ささやいていた。
それから
一つ、またひとつ…というように
一晩中 風に乗って旅した雪の結晶を
ゆっくりと心に思い描いたとき
“変化し続けることは
どのような「経験という結晶」を
人生にもたらすのだろうか”
という思いが心に浮かんだ。
いまの自分は
降りはじめた頃の雪の結晶よりも
もっと
ずっと…
違う形だと思うけれど
それはそれで美しいと
いつか
いつかそう遠くない将来、
思えるようになるのかもしれない。
きっと
きっと
そう思えるようになる。
ここまでお読みいただきありがとうございました😊
たまご
(これが実際に撮影した写真です↑)