Tamago Studio Japan

絵本作家/イラストレーター。英語/日本語コーチ。化学物質過敏症のため自分のペースで作品作りをしています。家庭菜園、自然散策、ものづくりが好き。健康、食、教育、文学、詩、語学、家族の日常などの様々なことについて綴りながら、丁寧に生きることを心がけています。

備え ーまずは知ることからー

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これは先日訪れた公園の木。

 

よく見たら数枚の葉が

「まだ落ちたくないよー遊ぼうよ!」

とでも言うように

 

親木の間でこっそり「かくれんぼ」をしているのを見つけました。

 

冬支度という言葉があるように

ここ北国では今は冬囲いの季節。

 

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親木の間でこっそり「かくれんぼ」をしていた葉っぱのように、いつまでもこの美しい紅葉を楽しんでいたい、収穫の秋が続いて欲しい!という気持ちもありますが、実際に雪が降り始めると、そうはいかなくなると思います。

 

 

 

この小さな葉っぱを見ながら

 

冬への備えの一つ、家/家庭/家族の備えについて皆さんと一緒に考えていけたらと思いました。

 

 

※私が言う「冬」というのは

収穫のない時期、緊急時、あるいは厳しく困難な状況を指しています。

 

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さて皆さんは

お住まいの家についてどれくらいご存知でしょうか。

 

私が皆さんの家を訪問することは出来ませんので、ご自身でこの質問を自問自答してみていただけたらと思います。

 

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皆さんは

 

一戸建てにお住まいでしょうか。

それとも

集合住宅にお住まいでしょうか。

 

構造形式は

木造、プレハブ、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、どれに該当するでしょうか。

 

河川からどれくらい離れていますか。

家の地盤の強度はご存知でしょうか。

地盤調査を行ったことはありますか。

 

電気が使えない場合

水が出ない場合

 

何日くらい今の生活を維持できますか。

 

集合住宅の場合

エレベーターが使えなくなっても

生活できますか。

 

消火器の場所はご存知ですか。

必要な場所に手すりはありますか。

避難経路や避難場所はご存知でしょうか。

 

外出時は

家族に行き先を伝えていますか。

充電器や水などを携帯していますか。

 

ご近所の方と親しいですか。

またはお話したことがありますか。

ご近所にご高齢の方や助けが必要な方がいるかご存知でしょうか。

 

ご家族と頻繁に連絡を取っていますか。

携帯電話やタブレットが使えない場合の連絡手段はありますか。

その手段を試したことはありますか。

 

貯蔵スペースは確保できていますか。

貯蔵したいと思う非常食を実際に食べてみたことがありますか。

 

家財保険、火災保険、地震保険などには入っていますか。

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備えについての質問は

他にももっとあると思いますが

今思い当たるのはこのくらいです。

 

私は災害専門家でも何でもありません。

備えについて考える、一市民です笑。

 

 

さて先日、11月5日

津波防災の日」に書いた記事で

「命の火」について触れました。

 

 

ウィキペディアによると

稲むらの火と呼ばれる命の火をともした濱口 梧陵(はまぐち ごりょう)さんは1820年生まれ。

 

つまり

 

約200年前に生まれた方の

思い、行い、そして生き方そのもの

 

私を含む多くの人に今もなお影響を与え続けているのだと改めて気づきました。

 

 

 

私は梧陵さんのように

稲むらに火をつけることはしなくとも

 

梧陵さんという存在を知った後

 

このまま

何もせずにいることは出来ない!

と思いました。

 

そして一市民として

 

火を灯すのと同じくらい勇気を出して、声を大にして

備えの大切さを話したい!

と思い始めました。

 

 

 

今までの私にとって

 

備えといえば備蓄

(食糧貯蔵防災用品を揃えること)

 

でしたが

 

最近の様々な経験から

「ハッと」させられ

 

もっと深くじっくりと

備えについて考え始めました。

 

 

 

人生には

突然の事故や災害、

新型コロナウイルスのような感染症

疫病、病気、失業や離婚、死別など

 

様々な出来事があると思います。

 

 

私が先日

温泉で倒れた時の経験は氷山の一角

 


その一角が視界から消えれば

それで良いじゃない。”

 

“通り過ぎればまたもとの生活に戻るよ。”

 

 

そんなささやきに耳を傾けることも出来ますが、結局のところ、私の根底に出来上がった一角という心配は無くならないと思いました。


もとの、普通の生活に戻る。

 

それはもはや、非現実的なことのように思えます。

 

コロナ禍にあって


新しい、普通の生活

を作り出すのはだと思うのです。

 

 

 

急な来客から大災害まで

備えと一言で言っても様々。

 

そもそも備えって何?

何から始めたら良い?

 

そんな疑問が湧いてきました。

 

私なりに

「備え」とは何なのか

何をどうしたらいいか

 

一つずつ整理して浮かんだのは…

おおまかに分けて6つ。

 

1.身体的備え

2.物質的備え

3.経済的備え

4.社会的備え

5.精神的備え

6.災害への備え

 

 

この6つを深く掘り下げて

知る・考えることも備え

だと思いました。

 

 

今日はここまで。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました😊

 

心を込めて皆さまのご健康と安全をお祈りしています!

 

たまご

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