Tamago Studio Japan

絵本作家/イラストレーター。英語/日本語コーチ。化学物質過敏症のため自分のペースで作品作りをしています。家庭菜園、自然散策、ものづくりが好き。健康、食、教育、文学、詩、語学、家族の日常などの様々なことについて綴りながら、丁寧に生きることを心がけています。

1-8. 身体的備え ー記憶より記録ー

いつもお読みいただきありがとうございます。

たまごです。

 

今回は

「そなえ SONAE.1」

8. 記憶より記録

 

「身体的備え」最終回です。

 

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  1. 身体の記録
  2. 記録をつけ始めたきっかけ
  3. 心臓の検査
  4. 「3」という習慣
  5. 三つ子の魂百まで
  6. 終わりに…

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1. 身体の記録

 

私は毎朝おおよそ決まった時間に

基礎体温を計っています。

 

コロナの影響が心配!

というのはもちろんですが

 

それ以前から

 

私の体調/健康管理の一つとして

 

ほぼ毎日

体温、睡眠時間、運動量、食事内容などを記録してきました。

 

それに加えて

頭痛、腰痛、腹痛、歯痛、関節痛などの

痛みがあった時は、その症状、原因、場所等も記録しています。

 

 

 

よく「お薬手帳」というものを持っていらっしゃる方がいると思いますが

 

 

薬だけでなく

もっと細かい分類に分けて記録したものが私の「身体の記録」です。

 

ちなみに

お薬手帳(おくすりてちょう)とは、日本において導入されている個人健康情報管理(Personal Health Record、PHR)の一制度で、薬の服用履歴や、既往症、アレルギーなど、医療関係者に必要な情報を記載する手帳

 

とのこと。

 

詳しくはこちら↓

お薬手帳 - Wikipedia

 

2. 記録をつけ始めたきっかけ

 

「身体の記録」

をつけようと思い始めたきっかけは

沢山ありましたが

 

この記事では、

 

その中の一つの経験を

皆さんと分かち合いたいと思います。

 

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ハワイに住んでいた頃

 

 

突然、

 

胸がぎゅーっと締め付けられるように

苦しくなって呼吸が浅くなり

意識が朦朧としたことがありました。

 

それは一度ではなく度々起こりました。

 

私は原因を知るために

 

遠くの町まで

心臓の検査を受けに行きました。

 

 

その時、医師に

「毎日、朝起きてから夜寝るまで

いつ、どこで、どのようなときに

心臓の痛みを感じたか

詳細に記録をつけて下さい。」

と勧められたのでした。

 

私は

言われた通りに記録をつけ始めました。

そうするとそれは

不規則/不定であることが分かりました。

 

ご飯を食べ終わった後であったり

誰かと話し終わった後であったり…

 

ときには

何もしていない時でさえ…

 

 

3. 心臓の検査

 

それから3ヶ月ほどして

その記録を持って

また病院へ行きました。

 

その時は特別な機器を使って

エコーをかけてもらいました。

 

結果は異常なし

 

「心臓に小さな穴があるかもしれないですが、手術をするほどの大きな問題は何もないです。」

 

と言われて診察が終わり

安堵したのを覚えています。

 

 

「何も問題がなかった!」

 

と言われたとき

 

命があること、

心臓が動き続けてくれること、

そしてたくさんのサポートに

心から感謝しました。

 

 

4. 「3」という習慣

 

何も問題は無かったものの、

 

3ヶ月間、心臓の記録をつけたことは

無駄には終わりませんでした。

 

その「3ヶ月」は

記録をつける習慣を身につけることの大切さを私に教えてくれたのでした。

 

 

 

ところで

 

・三日坊主

・石の上にも三年

・三つ子の魂百まで

・早起きは三文の徳

 

など「3」という数字が

多くのことわざに使われていますよね。

 

きっと習慣を身につけることも

「3」という数字が鍵かもしれません。

 

 

まずは3分、30分、3時間から。

 

そして

3日、3週間、30日。

 

慣れてきたら

 

3ヶ月、3年…

 

 

記録をつける習慣を

これからも続けたいと思います😊

 

 

5. 三つ子の魂百まで

 

私の姪の一人が3歳を迎えたとき、彼女は3歳になれたことをとっても喜んでいました。

そして彼女の姉から素敵な手作りプレゼントをもらって、もっと喜んでいました。

 

彼女はきっとその喜びをずっとずっと忘れないと思います。

 

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そして私も、

 

姪の笑顔を通して

「3歳を迎えられるのは決して当たり前ではないんだ!」

という命の有り難みを学んだ日を、

 

生涯忘れないと思います。

 

 

 

6. 終わりに…

実はこの備えシリーズを書き始めてから

何度も挫折してしまいそうになりました。

 

それは私の健康状態、心の状態、そして様々な環境の変化が絡み合って

 

「私は全然備えができていない…」

 

痛感したからでした。

 

でも、

 

それでも

書こうと、書き続けようと思ったのは

 

「じゃ、そこから何が出来る?」

自問自答し、自分と向き合う機会から

逃げ出したくなかったからでした。

 

 

記事を書くときにはそれを書くために

色々と調べて情報を集めるだけではなく

自分自身とたくさん向き合います。

 

「日常の何気ないことを

日記のように書いて終わり」

にすることももちろん出来るのですが、

 

「備え」という記事では

 

「私の今まで/今の生き方そのもの」

「これからの未来へ残したいもの」

思いつく限り記録したいと思ったので

 

自分自身と向き合い、

生活を見直すことができ、

 

今はようやく

「続けてきて良かった!」

 

と思えるようになりました。

 

 

いつもたくさんのサポートをありがとうございます!心から感謝しております。

 

 

 

今日で

「そなえ SONAE.1」(身体的備え)

は終わりです。

 

 

次回から

「そなえ SONAE.2」(物質的備え)

について書こうと思います。

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

素敵な一日をお過ごしください😊

 

たまご

 

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