Tamago Studio Japan

絵本作家/イラストレーター。英語/日本語コーチ。化学物質過敏症のため自分のペースで作品作りをしています。家庭菜園、自然散策、ものづくりが好き。健康、食、教育、文学、詩、語学、家族の日常などの様々なことについて綴りながら、丁寧に生きることを心がけています。

なんとなくに従う 〜散歩道の不思議なできごと〜

こんにちは!たまごです。

皆さんの温かいメッセージにいつも励まされています。心から感謝しています!

 

先日、不思議なことがありました。

体調を整えるために、いつものお散歩に出かけようとしたのですが、何か忘れ物をしている気がして、家を出てすぐに戻ると良いと感じました。

 

戻ったものの、何を忘れたのかを忘れて、せっかく戻ったのだから…と、食いしん坊な私は、お散歩中につまめるように小さな小袋に入ったクッキーをいくつか持って出かけました。

 

その日は、違う景色、違う花を見たいと思った私は、いつもと違う道を歩いて行きました。

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(ライラック↑何年かぶりに見たライラックは「おかえり」とでも言うかのように、美しく咲いていました。)

 

私は、空や木、草花の写真を撮りながら、普通に歩けば10分ほどの道のりを30分以上かけてゆっくり歩きました。

 

しばらく行くと、ある、知り合いの方(私が体調が悪かったときにお料理を届けてくださった優しい方)の家が目に入ってきました。

 

私はお料理は持ち合わせていなかったものの、「クッキーがあるゾ!」と思い、郵便ポストにそっと入れて帰ろうとしました。

 

玄関に近づくと、なんとその方が買い物に出かけようと出てきたではありませんか!お互いにびっくりしました。

 

クッキーを郵便ポストに入れるのも、彼女が家を出るのも、ほんの一瞬のこと。数秒でもタイミングがズレていたらお互いに会っていなかったのでした。

 

そのあと、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ…ではなくて、彼女は買い物へ、私はお散歩の続きへ。

 

その日はとても天気が良かったので、ゆっくり4時間ほどかけて散歩をしました。

 

せっかくだから!と、最後の最後までいつもと違う道を行き、冒険しているつもりでワクワクしながら帰ろうとしました。

 

信号が赤になったので、止まって一呼吸していたら、なんと、信号の向かいにまた彼女がいました。お互いにびっくりして、信号の端と端で、ちょっと照れ笑いをしました。

 

彼女は「まだお散歩してたの?」

と笑いながら言いました。

 

もしも、忘れ物をしていなければ

もしも、いつもの道を歩いていれば…

 

私はその日の夕方、「もしも」をじっくり考えながら帰りました。

 

皆さんに出会えたのも、ご縁だと思います。出会いに感謝😊ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

良い一日をお過ごしください。

たまご

 

追伸:いつもコメントを楽しみに拝読しています。ありがとうございます。

ラジオ番組、検討中です。

これからも私のペースで、挑戦し続けます(๑・̑◡・̑๑)

 

 

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